高橋えみる/欲望のスイッチ

いわゆるイメージ作品に於ける「着エロ」と呼ばれるジャンルにあって、主力メーカーとしてその一翼を担う映像製作会社「スパイスビジュアル」。同メーカーでは月毎に新作のリリースを持ち、これまで次々と無名のモデルを発掘してきている。「着エロ」のスタンダードなフォーマットであるところの大胆な肌露出を要とし、その映像表現は王道の緩々たるグラビア系イメージ作品とは一線を画するものだ。

引きも切らず投入される出演モデルは玉石混交であるものの、ひときわ異彩を放つ佳麗な被写体が出現することも稀ではない。過去に当欄でも選取した「本田真琴/恋の聖域」などはその好例といえるだろう。彼女の場合はECサイトのレビューで賞賛もされ、後発としてブルーレイ版もリリースされた。昨今でこそDVD/ブルーレイの併売が企図される作品も増えつつあるとはいえ、容易にメーカーの利潤が伴わないイメージ作品のブルーレイ化は当時としてはまだ異例であったろう。


今回採択する「高橋えみる」もそうした華あるモデルであり、作品的には扇情的描写は控えめであるとはいえ、およそこのジャンルへの出演が似つかわしくない愛らしさと初々しさを醸している。「高橋えみる」名義では以下に挙げるDVD作品2本のほか、同作のスチルのみで構成されたデジタル写真集、有料Webコンテンツへの出演の痕跡が見つかるのみであり、その他は僅かに別名での活動の残滓が散見される。2本の映像作品は発売日からそう長くない間隔を以て撮影が行われていると思われるが、ロケ地の違いから2本撮りではないと思われる(「欲望のスイッチ」は都内もしくは近郊地のハウススタジオであり、「研究生」は伊豆にロケしている)。好素材でありながらいずれかの撮影で複数作品用としての撮影がなされていないのか、「恋の研究生」に次ぐ後続作品のリリースが無かったのは残念である。


「高橋えみる 欲望のスイッチ」 2014/02/28 発売 スパイスビジュアル

「高橋えみる 恋の研究生」 2014/04/18 発売 日本メディアサプライ

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